人
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- 人爲
- ジンヰ
- 人のわざ。天然・自然に對していふ。=人工。
- 人員
- ジンヰン
- ひとかず「人員調查」
- 人烟
- ジンエン
- 人家の炊烟、轉じて人家の義。次條(人煙)に同じ。
- 人煙
- ジンエン
- 人家のけむり、轉じて人家の義とす。「人煙稠密」=人烟。
- 人海
- ジンカイ
- 人の多くあつまれるにいふ。
- 人界
- ジンカイ
- 人の住む世界。
- ニンカイ
- 人閒に同じ。天上界の對。=人閒界。
- 人豪
- ジンガウ
- 衆人にすぐれたる人。=人傑。
- 人綱
- ジンカウ
- 人倫ののり、人道のおほもと。
- 人格
- ジンカク
- ひとがら。=人品。
- 意識明かにして義務責任を解し得る一人前の資格。瘋癲・白痴等はこの人格なし。
- 人祇
- ジンキ
- 人と神と。
- 人紀
- ジンキ
- 人たる者の履むべきすぢみち。
- 人義
- ジンギ
- 人のふむべき道。
- 人鬼
- ジンキ
- 死せし人のたましひ。
- 人境
- ジンキヤウ
- 人の住む所。=人界・人寰。
- 人琴之嘆
- ジンキンノタン
- 死せし人の用ひし琴の調子さへも合はずなりしことを歎きし故事にて、人の死をいたむ情の甚だしきにいふ。=人琴倶亡。
- 人和
- ジンクワ
- 人心の和合。
- 人皇
- ジンクワウ
- 太古第三代目の王族。
- ニンワウ
- 神武天皇以後の人の代となりてよりの天皇。其の以前を神代といふの對。
- 人寰
- ジンクワン
- 人の世、寰は界。=人境。
- 人傑
- ジンケツ
- 衆人にすぐれたる人物、人中の傑物。=人豪。
- 人權
- ジンケン
- 人たるの權利。
- 人言
- ジンゲン
- 人のうはさ。
- 人後
- ジンゴ
- 人のしりへ、人のあと。人のあとになる。
- 人戶
- ジンコ
- たみのいへ。=民家・民戶。
- 人口
- ジンコウ
- ひとかず。=人員・人數・人頭。
- 人のくち、世人のうはさ。
- 人工
- ジンコウ
- 人のしわざ。天工の對。
- 人才
- ジンサイ
- はたらきある人、人物。
- 人造
- ジンザウ
- 人力にてつくる、又、其の物「人造石」
- 人豕
- ジンシ
- 人彘ジンテイに同じ。
- 人事蓋棺定
- 人事蓋㆑棺定
- ジンジクワンヲオホヒテサダマル
- 人の行事の是非善惡は、死後、棺の蓋をして初あて定まる。
- 人日
- ジンジツ
- 正月七日の稱、一日は雞を占ひ、以後六日まで獸畜を占ひ、七日は人を占ふ、故にいふ。
- 人師難遇
- 人師難㆑遇
- ジンシハアヒガタシ
- 身を謹み行を修めて人道の師たるものは得がたきをいふ。
- 人事不省
- ジンジフセイ
- 大病、又は重傷の爲めに、全く知覺を失ひたるをいふ。
- 人爵
- ジンシヤク
- 人の定めたる官位。天爵の對。
- 人種
- ジンシユ
- 人の種類、皮膚・骨格等によりて、黄色人種・白色人種・銅色人種・黑色人種・褐色人種の五つに分つ。
- 人のたね、子孫をいふ。
- 人主
- ジンシユ
- きみ、天子。=君主・人君。
- 人證
- ジンシヨウ
- 證人の陳述による證據。書類によるを書證といふの對。
- 人勝
- ジンシヨウ
- 人日(正月七日)に用ふる婦人の首飾アタマカザリ
- 人色
- ジンシヨク
- 人の生き生きしたるかほ色、生色。
- 人身
- ジンシン
- からだ、肉體。「人身生理」=人體。
- 人心
- ジンシン
- 人の欲情より發する心。道心の對。]
- 人人の心。
- 人身攻擊
- ジンシンコウゲキ
- 人の私行などを擧げてそしり責める。
- 人神共憤
- ジンシントモニイキドホル
- 人も神も共にいきどほる。
- 人心難測
- 人心難㆑測
- ジンシンハハカリガタシ
- 人の心は知りがたし。
- 人心如面
- 人心如㆑面
- ジンシンハメンノゴトシ
- 人ごとに、其の心の異なること、顏面の同じからざるが如し。
- 人瑞
- ジンズヰ
- 人閒界のめでたきしるし、學德のすぐれたる人、又、長壽の人をいふ。
- 人生
- じんせい
- 人の一生。人が生まれてより死ぬまで。命。
- 人生感意氣
- 人生感㆓意氣㆒
- ジンセイイキニカンズ
- 人は意氣相投ずる所に感激してはげむ。
- 人生自古誰無死
- 人生自㆑古誰無㆑死
- ジンセイイニシヘヨリタレカシナカラン
- 人は古より一人として死せざるものなし。
- 人生觀
- ジンセイクワン
- 自己と此の世との關係に就きての觀念、樂天主義・厭世主義など。
- 人生七十古來稀
- ジンセイシチジフコライマレナリ
- 人生は短くして、七十齡を重ぬる者は、昔より少し。=古稀。
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