何
- [1ページ目]
- 何如 
 イカン イカン
 
 いかに、どのやうに。 いかに、どのやうに。
 
- 何許 
 イヅコ イヅコ
 
 何の處。 何の處。
 
- 何晏 
 カアン カアン
 
 字は平叔、三國の時、魏の宛の人、進の孫、魏の公主に尙す、姿容に美なり、少くして才の秀でたるを以て名を知らる、曹爽引きて散騎侍郎と爲す、侍中尙書に遷り、爵列侯を賜ふ、晏、夏侯玄等と、競ひて淸談をなす、天下の士大夫之を慕ひ、遂に流風を成して復制すべからず、論語集解の著あり。 字は平叔、三國の時、魏の宛の人、進の孫、魏の公主に尙す、姿容に美なり、少くして才の秀でたるを以て名を知らる、曹爽引きて散騎侍郎と爲す、侍中尙書に遷り、爵列侯を賜ふ、晏、夏侯玄等と、競ひて淸談をなす、天下の士大夫之を慕ひ、遂に流風を成して復制すべからず、論語集解の著あり。
 
- 何景明 
 カケイメイ カケイメイ
 
 明の信陽の人、字は仲默、弘治の進士、詩・古文に工なり、李夢陽と共に復古の學を唱へ、天下翕然として之に從ひ、文體一變するに至る。 明の信陽の人、字は仲默、弘治の進士、詩・古文に工なり、李夢陽と共に復古の學を唱へ、天下翕然として之に從ひ、文體一變するに至る。
 
- 何首烏 
 カシユウ カシユウ
 
 薯イモの一種、多年生蔓草。 薯イモの一種、多年生蔓草。
 
- 何紹基 
 カセウキ カセウキ
 
 淸の湖南道州の人、字は子貞、蝯叟と號す、道光の進士、編修に官し、書に工にして世の爲めに寶重せらる。 淸の湖南道州の人、字は子貞、蝯叟と號す、道光の進士、編修に官し、書に工にして世の爲めに寶重せらる。
 
- 何郎 
 カラウ カラウ
 
 梁の何遜をいふ、水部員外郎たり、故にいふ。 梁の何遜をいふ、水部員外郎たり、故にいふ。
 何晏をいふ。何晏を見よ。 何晏をいふ。何晏を見よ。
 
- 何樓 
 カロウ カロウ
 
 物の粗末なるをいふ。 物の粗末なるをいふ。
 
- 何有 
 ナニカアラン ナニカアラン
 
 なんの難きことなし。 なんの難きことなし。
 
- 何必 
 ナンゾカナラズシモ ナンゾカナラズシモ
 
 あながち、それのみに限らずとの義。 あながち、それのみに限らずとの義。
 
- 何居 
 ナンゾヤ ナンゾヤ
 
 怪み問ふの辭。=何故ナニユヱ 怪み問ふの辭。=何故ナニユヱ
 
- 1ページ目
