- 注解
- *1文は通過儀礼としての文様、これを出生に際して額に施すのが産(產)、成人の儀式として額に施すのが彦(彥)、廟見の加入儀礼として施すのが顔(顏)、婦人の死喪に両乳をモチーフとして鮮やかな朱色で施すのが爽・奭・爾、枉死のような凶礼に×形の文身を加えて鎮めるのが凶、その側身形が匈、それを施すところが胸、それを施された枉死者が兇。
- 備考
- #1声符は凶(説文解字)
- #2側身形の人の胸部に、呪飾としての×形の文身を加えた形。会意として勹(ほう)+凶と解してもよいが、包と同じように全体象形の字とする。(字通)
- #3勹つつむ+音符凶くぼみでもがくさま。胸の中にうつろな穴を包んだ気持ち。(漢字源)
- #4字通