仙
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- 仙人掌
センニンシヤウ
霸王樹サボテンの異名。
仙人が手掌を以て盤を擎(かか)げ甘露を承くるやうに作りしもの(漢書、武帝紀)=仙掌。
茶の異名。
- 仙人酒
センニンシユ
ちちの異名。=乳汁。
- 仙人杖
センニンヂヤウ
枸杞クコの異名(抱朴子)
- 仙人柏
センニンハク
椹サハラの異名。
- 仙班
センハン
仙人のなかま、淸貴の位に喩ふ。
- 仙蹕
センピツ
神仙の通行する時のさきばらひ、轉じて天子の御通行をいふ。
- 仙筆
センピツ
詩文の特にすぐれたるにいふ。
- 仙府
センフ
仙人の居所。
- 仙風道骨
センプウダウコツ
仙人道士の骨相、非凡の風采にいふ。
- 仙馥
センフク
すぐれてかんばしきかをり。
- 仙藥
センヤク
飮めば仙人となり得らるといふ靈藥(史、始皇紀)
- 仙輿
センヨ
仙人の乘る車。
上皇の御乘物。
- 仙靈
センレイ
神仙をいふ。
- 仙翁花
センヲウゲ
草花の一種、石竹科に屬し、高さ一二尺に達し、秋日、石竹に似たる花開く、山城嵯峨の仙翁寺より出づ、故に名づく。=剪秋羅。
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