僧
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- 僧庵

ソウアン
僧廬に同じ。
- 僧衣

ソウイ
僧のころも。
- 僧院

ソウヰン
僧侶の居るてら。=僧庵。
- 僧伽

ソウカ
ソウギャ
僧伽邪の略、僧徒をいふ、衆多の僧。一人の僧にもいふ。
梵語、師子シシの異名。
- 僧綱

ソウカウ
僧官僧位の高級のもの、官にては僧正・僧都・律師。位にては法師・法眼・法橋の稱。
- 僧祗

ソウギ
大衆の義。
- 僧巾

ソウキン
僧侶のかぶるづきん。
- 僧館

ソウクワン
てら。=僧房・僧院。
- 僧官

ソウクワン
僧の官、僧正・僧錄の類。
- 僧社

ソウシヤ
てら。=僧寺。
- 僧正

ソウジヤウ
僧官の最高のもの。
僧官の第一位、大僧正・僧正・權僧正の三に分つ。
- 僧麈

ソウシユ
僧のもつ拂子ホツス麈は大鹿、其の尾毛を束ねて作る。=塵尾。
- 僧衆

ソウシユウ
多くの僧徒。
- 僧雛

ソウス
こばうず。=雛僧。
- 僧俗

ソウゾク
僧侶と俗人と。
- 僧都

ソウヅ
僧正に次ぐ官、大僧都・權大僧都・僧都・少僧都・權僧都の五に分つ、都は統、僧徒をとりしまる職。
- 僧尼

ソウニ
ばうずと、あまと、比丘ビクと比尼丘ビクニと。
- 僧坊

ソウバウ
てら。
- 僧房

ソウバウ
僧の居るへや。=僧院・僧廬・僧坊。
- 僧帽筋

ソウバウキン
肩胛骨カヒガラボネを脊柱セボネの方にひきつける背筋。
- 僧帽瓣

ソウバウベン
心臟の左心耳と左心室とのへだてを爲す瓣膜、血液の逆流するを防ぐ、二尖瓣。
- 僧叩月下門

ソウハタタクゲツカノモン
推敲スヰカウを見よ。
- 僧趺

ソウフ
僧が足をくみてすわる、ざぜん、禪宗にて行ふ靜坐法。=趺坐。
- 僧律

ソウリツ
僧尼の守るべきおきて。
- 僧侶

ソウリヨ
僧のともがら。=僧徒・僧伽。
- 僧廬

ソウロ
てら。=僧庵・僧房・僧院。
- 僧錄

ソウロク
僧官の名。我國にては、足利義滿の時、始めて僧錄司を置く。
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