漢字↑

11画常用漢字/ #1

常用音訓
  • 1.グウ
訓読み
  • 1.ともがら#2
  • 2.たまたま#3
音読み
  • 1.
  • 2.ゴウ
意味
  • 1.人の形に似せた人形。ひとかた。
成り立ち
漢字構成
  • 1.⿰亻禺
発音
  • 1.ǒu
表示
  • 1.U+5076
  • 2.偶
部首
通仮字
異体字
声符「禺」
同訓異義
関連
偶の熟語

字源↑

ゴウ#9/グ#9

  • 1.ならぶ()そろふ(*5
  • 2.ちやう()二にてわりきれる數、凡そ數はを偶、を奇といふ。
  • 3.あふ、あはす(
  • 4.かなふ(
  • 5.たぐふ()たぐひ()つれあひ(夫妻・伉儷カウレイ)「配偶」
  • 6.とも(儕輩)*6
  • 7.ひとがた、でく()「木偶」「土偶」
  • 8.やどる。=
  • 9.しあはせ。=
  • 10.たまたま(適然)思ひよらず。*7

説文解字↑

桐人(どうじん)なり、に従ひ、を聲とす。

音韻↑

広韻目次:上45厚

IPA
ŋəu
ローマ字
ngux/ngov
反切
声母
声調
上声
小韻
平水韻
等呼
開口一等韻
韻摂
韻部

広韻目次:去50候

IPA
ŋəu
ローマ字
nguh/ngow
反切
声母
声調
去声
小韻
平水韻
等呼
開口一等韻
韻摂
韻部

書体↑

  • 楷書
  • 隷書
  • 行書
  • 草書

参考文献:::偶↑

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字通漢字源
注解
*1偶は適と略々同じ、但し偶は思ひ設けず、ふと出あひたる意あり。楚策「偶有金千斤、進之左右、以供芻秣
*2會は正其時也と註す、をりしもと譯す、唐時代よりの俗語なり。
*3適はたまたまとも、まさにとも訓む、つまり同義なり、字彙に「適然猶偶然」と註す、適は、ちやうど、そこへであひたるなり。書經、註「有苗之至、適當其時
*4禺は大頭神異のもの、隅は神異の住む四晦(しかい)の地、そのような神怪の居る山隅が嵎、その祀るところは寓、神怪のものに遭遇することを遇、そのような形の人かたを偶という。
*5禮、郊特牲「鼎俎奇而籩豆偶」
*6漢書、黥布傳「率其曹偶亡之江中
*7列、楊朱「鄰國之治偶耳、非子之功也」
備考
#1通音グウ通じてに作る(字源)
#2似たもの同士。仲間。
#3予期せずに出会う。偶然。
#4声符は禺(説文解字)
#5声符は禺(ぐ)。禺は顒然(ぎょうぜん)たる姿の神象を示す字。そのような形の人かたを偶といい、偶像という。(字通)
#6人+音符禺大頭のさる。人に似た姿であることから、人形の意となり、本物と並んで対をなすことから、偶数の偶の意となる。(漢字源)
#7字源
#8字通
#9韻字「有」
#10韻字「有」

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