漢字↑

13画／教育漢字6年生／常用漢字
傷

常用音訓
  • 1.ショウ
  • 2.いた-む
  • 3.いた-める
  • 4.きず
音読み
  • 1.シャウ
成り立ち
漢字構成
  • 1.⿰亻
発音
  • 1.shāng
表示
  • 1.U+50B7
  • 2.傷
部首
通仮字
簡体字
異体字
声符「𥏫」
声符「」
声符「傷」
関連
傷の熟語

字源↑

シャウ#5

  • 1.いたむ、いたみ（痛・損・悼・戕・害）
  • 2.そこなふ（損・害）やぶる（破損）
  • 3.きず。*2きずつく（創）
  • 4.うれふ（憂思）*3かなしむ（悲）なげく（嘆）

説文解字↑

創（きず）なり、人に従ひ、𥏻（しょう）の省聲。

音韻↑

広韻目次：下平10陽

IPA
ɕĭaŋ
ローマ字
sjang
反切
式羊
声母
書
声調
平声
小韻
商
平水韻
陽
等呼
開口三等韻
韻摂
宕
韻部
陽

広韻目次：去41漾

IPA
ɕĭaŋ
ローマ字
sjangh／sjanq
反切
式亮
声母
書
声調
去声
小韻
餉
平水韻
漾
等呼
開口三等韻
韻摂
宕
韻部
陽

書体↑

  • 楷書
  • 篆書
  • 隷書
  • 行書
  • 草書

古代文字↑

  • 古代

参考文献:::傷↑

  • 三日（さんじつ）にして食し、民に死を以て生を傷（やぶ）ること無く、毀（そこな）ふれども性を滅せざることを教ふ（孝経）
  • 此れ孔子、時の上下の分（ぶん）無きに傷（きづ）つきて之れを嘆（たん）ずるなり。（論語注:伊藤仁斎「論語古義」）
↓↓
漢字索引
あかさたなはまやらわ
いきしちにひみり
うくすつぬふむゆるを
えけせてねへめれ
おこそとのほもよろん
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字通漢字源
注解
*1昜は玉を掲げて魂振りする意、これを上から覆って妨げるのが、そのような害を人に及ぼすのが傷・殤。
*2左、僖二二「君子不㆑重㆑傷」
*3詩、小雅「我心憂傷」
備考
#1声符は𥏫（説文解字）
#2声符は（しょう）。は昜（よう）（陽）の上を覆う形。昜は台上に玉（日の形）をおき、その玉光が下方に放射する意。魂振りとしての呪儀を示すものとみられる。これを上から覆って、その呪儀を妨げることをといい、そのような害を人に及ぼすことを傷といい、殤という。（字通）
#3人＋音符殤ショウの略体。傷・殤ともに昜が音をあらわすが、昜太陽とは関係はない。強く物にぶちあたってきずつくこと。（漢字源）
#4字通
#5韻字「陽」

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