漢字↑

12画13画常用漢字/ #1

常用音訓
  • 1.キン
  • 2.わず-か#2
音読み
  • 1.キン
成り立ち
漢字構成
  • 1.⿰亻堇
  • 2.⿰亻𦰌
発音
  • 1.jǐn
  • 2.jìn
表示
  • 1.U+50C5
  • 2.僅
部首
通仮字
簡体字
異体字
声符「堇」
同訓異義
僅の熟語

字源↑

キン#7

  • 1.すこし()わづかに()纔に能くする、辛うじて。*7
  • 2.あまる(
  • 3.ちかし()ほとんど。*8
  • 4.おとる(

説文解字↑

(わづ)かに能くするなり、に従ひ、を聲とす。

音韻↑

広韻目次:去21震

IPA
gʰĭĕn
ローマ字
ginh/gynn
反切
声母
声調
去声
小韻
平水韻
等呼
開口三等韻
韻摂
韻部
眞B

書体↑

  • 楷書
  • 隷書
  • 行書
  • 草書

参考文献:::僅↑

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字通漢字源
注解
*1僅は少也と註す「ちっとばかり」と譯す。歐文に「學僅僅知章句」とあり、又、ちかしと訓み、近と通ず。晉書に「戰所殺害、僅十萬人」とあり。
*2纔は纔始と連用す、染色の一入ヒトシホをいふ、幾入も染る、其の初めに、ちょつと藍に入れたる義なり「入春纔七日、離家已三年」は春に入りて日なほ淺く、やっと七日になりしとなり。
*3劣は弱也、少也と註す、助辭として「僅僅不足之辭」と註す、優の反にて、常なみの所に及ばぬをいふ。
*4才・財・裁の三字、音義共に纔に通ず。近思錄「自孟子而後、能將許大見識尋求者、才見此人
*5才・財・裁の三字、音義共に纔に通ず。衍義補「上達者財十二耳」
*6才・財・裁の三字、音義共に纔に通ず。後漢紀「妻子衣食裁足而已」
*7舊唐書、僖宗紀「克用踰垣僅免」
*8韓愈、張中丞傳後序「城中士卒僅萬人
備考
#1通じてに作る(字源)
#2僅(わず)か。ほんの少し。かろうじて。
#3声符は堇(説文解字)
#4声符は堇(きん)。は飢饉のとき、巫を焚いて祈る(かん)の形に従う。飢餓的な状態に関連する字に用いる。〔公羊伝、桓三年〕「僅かに年(みのり)有るなり」と年穀の僅少をいうのが本義。それより数量・程度・状態などについて用いる。(字通)
#5人+音符堇火の上で動物の皮革をかわかすさま。かわいて水分が乏しくなることから、ほとんどないの意に転ず。ほとんどない、わずかの意を含む。(漢字源)
#6字源
#7韻字「震」

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