漢字↑

12画人名用漢字

訓読み
  • 1.さ-く#1
  • 2.か-く#2
  • 3.こ-の
  • 4.こ-れ
  • 5.ここ-に
音読み
  • 1.
成り立ち
漢字構成
  • 1.⿰其斤
発音
  • 1.
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  • 1.U+65AF
  • 2.斯
通仮字
異体字
声符「其」
声符「斯」
同訓異義

音韻↑

広韻目次:上平5支

IPA
sĭe
ローマ字
sie
反切
声母
声調
平声
小韻
平水韻
等呼
開口三等韻
韻摂
韻部
支A

書体↑

  • 楷書
  • 隷書
  • 行書
  • 草書

参考文献:::斯↑

  • 君子は則ち然らず、言は(こ)れ(い)ふ可く、行は斯(こ)れ楽しむ可し(孝経
  • 禮は之れ和を(もつ)て貴しと為し、先王の道、(こ)れを美と為す(論語
  • 詩に云(い)ふ、切(せつ)するが如く磋(さ)するが如く、琢(たく)するが如く磨(ま)するが如しとは、其れ(こ)れを(こ)れ謂(い)ふか(論語
  • 其れ(こ)れを(もつ)て舜(しゅん)(た)る(か)(中庸
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注解
*1之は、是也とも、此也とも註す、然れども是・此よりは意輕し「天命之謂性」「學而時習之」の如し、語勢によりて指すところの物を略することあり、孟子に「江漢以濯之、秋陽以曬之」とある如し、上に布の字を省きたるなり、之の字、名詞の上に置くときは、是と同じく「この」と訓む「之人」「之兒」の如し。
*2此は彼に對する辭。孟子に「彼一時也、此一時也」とあり。
*3是は非に對する辭なり、此は、此の時、或は此の處を切に指す、是は、汎にして虛用なり「夫子之居於是邦也、必聞其政」の是も、何れの邦と確かに指すにあらず、齊にても、衞にても、現に居たまふ邦を、汎く指すなり。
*4維・惟の二字は同音同義なり、上にばかり置く、是と略々同じけれども、非とは對せず、祭文歌頌等に多く用ふ。詩、召南「維鵲有巢、維鳩居之」
*5惟は維に同じ
*6旃は音セン之焉の合音なり、之と略々同じ、詩に「上愼旃哉」の如し。
*7斯は此と近し、然れども彼に對せず「予將斯道斯民也」の如し、ココニと訓むときは、卽の字の重き意なり。
*8諸は之と乎との兩義を合したる字なり「示諸斯」は「示之乎斯」の意なり、句末にあるときは、疑の辭となる、孟子に「寇至、盍去諸」の如し。
*9伊・時・侯の三字は、維と同じく、發語の辭にて、祭文等に用ふ、意輕し。
*10時は伊に同じ
*11侯は伊に同じ
備考
#1わける、はなつ。分断する。
#2このように。斯(か)くの如く。斯様(かよう)に。
#3声符は其(説文解字)
#4字源

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