三
- [6ページ目][7ページ目]
- 三輔

サンホ
漢の時、長安以東を京兆尹とし、長陵以北を左馮翊とし、渭城以西を右扶風とす、三輔共に長安城中を治む。
- 三木

サンボク
首かせと、手足のかせと。
古今集中の三つの祕傳としたる木、相生の松・をがたまの木・めどのけづり花。
- 三輔黄圖

サンポクワウヅ
六卷、著者未詳、長安の古跡を記す、考古の資とすべし。
- 三輔決錄

サンポケツロク
漢の趙岐著、二酉堂叢書中に收む、記すところは三輔黄圖に似たり。
- 三本

サンボン
天地と先祖と君師と。
- 三盆

サンボン
上等の白砂糖。=三盆白・糖霜。
- 三昧

サンマイ
平等又は正受・正定と譯す、物事に心を專一にする義。
轉じて奧義を究め妙處を得る義。
- 三昧堂

サンマイダウ
念佛を修する爲めに建てたる堂。=念佛堂。
- 三密

サンミツ
身密・語密・意密、密は祕密なり、佛の身の相と語と意とは、高尙祕密にして容易に知りがたき義。
- 三明

サンミヤウ
三つの事柄を明かに知る義。宿住智證明(過去の事を知る)天眼智證明(未來の事を知る)漏盡智證明(現在十方の事を知る)
- 三藐三菩提

サンミヤクサンボダイ
具には阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)といふ、正遍智と譯す、遍アマネく一切の法を知る意、佛の特性をあらはす語。
- 三脈術

サンミヤクジユツ
右の手の脈搏と、下の顎アゴの兩側の脈搏との整否によりて身の吉凶を占ふ術。
- 三務

サンム
春秋夏三季の農務。
- 三無私

サンムシ
三つの私なきもの。
- 三命而俯

サンメイシテフス
官位の進むに隨ひて、益、謙遜するにいふ。
- 三門

サンモン
寺院の門の稱、寺院を法・空・涅槃に喩へ、其の所入の處たる三解脫門即ち空門・無相門・無作門を門に喩へていふ。
佛敎にて敎・律・禪の稱。
- 三養

サンヤウ
福・氣・財を養ふ。
神・精・氣を養ふ。
- 三役

サンヤク
角力の大關・關脇・小結。
- 三餘

サンヨ
勉學すべき三つの餘暇、冬・夜・陰雨の日なり。
- 三欲

サンヨク
飮食・睡眠・淫(翻譯名義集)
- 三浴三薰

サンヨクサンクン
- 三禮

サンライ
儀禮・周禮・禮記(後漢書、董鈞傳)
サンレイ
天と地と宗廟(人)とを祭る禮。
- 三老

サンラウ
年老いて一郷の敎化をつかさどる者。
上壽(百歲)中壽(八十歲)下壽(六十歲)の三つの老年。
- 三樂

サンラク
君子の三つのたのしみ。
人生の三つのたのしみ、榮聲期(聲、列子に啓に作る)の言。
サンガウ
益を求むる人の三つのねがひ好むこと、禮樂を節し、人の善を言ひ、賢友多からんことをねがふ、又、有害なる三つのこのみ、おごりを好むこと・遊にふけるを好むこと・宴樂を好むこと。
- 三利

サンリ
三つの利益。
- 三吏

サンリ
三公に同じ。
- 三里

サンリ
灸穴の名、膝の下、脛ハギの上の外傍の稍凹みたる處。
- 三陸

サンリク
陸前・陸中・陸奥。
- 三良

サンリヤウ
鄭の國の三人の良臣。
秦の穆公に殉死せし三良臣。
- 三略

サンリヤク
兵書の名、上略・中略・下略の三卷あり、黄石公の著と稱すれども僞書なり。
- 三稜鏡

サンリヨウキヤウ
光線を分析するに用ふる硝子の三角柱形をなす器械。=三稜玻璃。
- 三稜洲

サンリヨウシウ
地文學にて大河の川口に土砂の堆積して生ずる三角形のす。=三角洲。
- 三稜鍼

サンリヨウシン
三つのかどある針、鍼術などに用ふ。=三稜針。(三稜錐は三つ目ぎり)
- 三閭大夫

サンリヨタイフ
楚の國の職名、屈原嘗て之に任ず。
- 三倫

サンリン
君と官人と近侍の臣と。
- 三令五申

サンレイゴシン
たびたびくり返して丁寧に吿げ戒むる(史、孫武傳)
- 三論宗

サンロンシユウ
佛敎八宗の一、中觀論・百論・十二門論の三論より成れる敎。
- 三王

サンワウ
三代の聖王、夏の禹王・殷の湯王・周の文武二王。
- 三王外記

サンワウグワイキ
二卷、太宰純著す、德川五代將軍綱吉(憲王)同六代將軍家宣(文王)同七代將軍家繼(章王)の三世閒の事を記す。
- 三稜草

ミクリ
莎草科に屬する草の名、莖は三稜をなし、葉はがまに似て狹く、花は紫色にして穗狀をなす、葉は繩の料とす。
- 三致意

- 三致㆑意
ミタビイヲイタス
深く意を用ふる義。
- 三折肱

- 三折㆑肱
ミタビヒヂヲヲル
辛苦して修業する義。
- 三道具

ミツダウグ
突棒・刺又サスマダ袖搦ソデガラミの稱。
- 三葉芹

ミツバゼリ
繖形科に屬する草、山地に自生し、又は栽培す、莖葉は香氣多く食用とす。=鴨兒芹アフジキン
- 6ページ目
- 7ページ目
