下
- 下番

カバン
當番あけ、又其の日。=非番。
- 下邳

カヒ
地名、今の江蘇省、邳縣の東。
- 下婢

カヒ
はしため、下女。
- 下筆

カヒツ
筆を下して書く、詩文を作る。
- 下平

カヒヤウ
四聲中の平聲三十韻を上下に二分し、其の下半、先・蕭・肴・豪・歌・麻・陽・庚・靑・蒸・尤・侵・覃・鹽・咸の十五韻をいふ。上平參看。
- 下部

カブ
下の方、下の部分。
シモベ
めしつかひ=下男。
- 下附

カフ
官府又貴人よりさげわたす。=下付。
- 下風

カフウ
かざしも。
したじた、下方の義。
- 下物

カブツ
酒のさかな。=下酒物(遊仙窟)
- 下文

カブン
下にある文章、上文の對。
クダシブミ
古、官府より下せし命令書、又、政所マンドコロより下す公文。
- 下錨

カベウ
いかりをおろす、船が港につきてとまる。=投錨・碇泊。
- 下民

カミン
しもじものたみ。
- 下名

カメイ
己の名を卑下ヒゲしていふ稱。=賤名。又、單に自分をいふ謙稱。
- 下命

カメイ
命令を下す、下知する、又、上の命令を貴びていふ。「御下命を蒙る」
- 下問

カモン
目下の者に問ふ。
- 下流

カリウ
ひくく卑しき地位、上流の對。=下位。
川しも、下に流れる。
- 下里巴人

カリハジン
下等なる俗曲。陽春白雪を見よ。
- 下僚

カレウ
ひくき官吏。=末僚・下官。
- 下界

ゲカイ
人閒の住む所、上界の對。=人閒界。
- 下向

ゲカウ
都より田舍の方へ行く。又、參詣せし神社佛閣の所在地より歸り來る。
- 下疳

ゲカン
かんさう(疳瘡)花柳病の一種。
- 下官

ゲクワン
下等の官吏、屬吏、また官吏の謙稱。
- 下浣

ゲクワン
月の二十一日より末日までの閒の稱。=下澣。
- 下澣

ゲクワン
前條に同じ(下浣)。三澣を見よ。
- 下官不職

ゲクワンフシヨク
官吏の職務に堪へざるをいふ語。
- 下下

ゲゲ
下の下、最下等。
シタジタ
しもじも、官に對して人民をいふ。
- 下戶

ゲコ
酒を飮み得ざる人、上戶の對。
貧民。
- 下剋上

ゲコクジヤウ
下の者が上の者を犯ししのぐ、臣が强くして君に迫る。
- 下根

ゲコン
性質愚劣なるもの、上根の對。=鈍根。
- 下坐

ゲザ
しもの坐席、坐は座に通ず、末席。=下座。
- 下座

ゲザ
前條に同じ(下坐)。=末座・末席・末班。
- 下劑

ゲザイ
くだしぐすり(瀉藥)
- 下財

ゲザイ
かねほり、礦夫、坑夫。
- 下策

ゲサク
へたなはかりごと、拙き略、拙策、上策の對。=下計。
- 下山

ゲザン
山を下る、登山の對。
- 下車

ゲシヤ
車からおりる。
轉じて官吏の初めて任地に到る義とす。
- 下宿

ゲシユク
やどおり、奉公人又、宮仕する者が、一時實家にもどり居る。
食費席料等を拂ひて永く他家に寄寓する。「下宿屋」「下宿人」
- 下旬

ゲジユン
月の二十一日より末日までの閒の稱。=下浣。
- 下司

ゲス
ひくく輕き役、したづかさ。=下吏・下官・卑官。
- 下衆

ゲス
賤しき者、賤民、上衆ジヤウズの對、下種とも書く。
賤しく、げびてゐる。=鄙劣・野鄙。
- 下水

ゲスヰ
汚水を流しやる溝。=排水溝・陰溝。
- 下拙

ゲセツ
へた、つたなし。
自ら謙して稱す。
- 下世話

ゲセワ
しもざまのうはさ。
- 下賤

ゲセン
いやし、卑下。
センニクダル
目下の人にへりくだる。
- 下足

ゲソク
ぬぎたるはきもの。「下足番」
- 下知

ゲチ
おほせ、命令、下の者に知らせる義。
- 下女

ゲヂヨ
めしつかひの女、はしため、女中。=下婢。
- 下直

ゲチヨク
やすね、安直・廉價。
げじき
値段が下がる。安値。
かちょく
宿直明け。宮中での宿直のつとめが終わること。
- 下男

ゲナン
めしつかひの男。=下奴・下僕。
- 下馬坊

ゲババウ
陵墓又廟に立つる下馬札。=下馬碑。
