介
- [1ページ目]
- 介意

カイイ
氣にかける。=介懷。
- 介介

カイカイ
心明かにして世俗と相容れざる貌。=耿耿・介介然・介然。
- 介殼

カイカク
カイコク
貝がら。=甲殼。
- 介居

カイキヨ
中閒にはさまり居る。
孤立してたすけなし。
- 介懷

カイクワイ
心にかける。=介意。
- 介圭

カイケイ
大いなる玉、圭は珪、天子の諸侯を封ずる時、賜はるしるしの玉。
- 介佐

カイサ
すけ、輔佐する。=介輔。
- 介士

カイシ
甲胄之士に同じ。
堅く心に守る所あるの士。=耿介之士。
- 介祉

カイシ
カイチ
大いなる幸福。=介福。
- 介貳

カイジ
つき添ひて助ける、介添カイゾヘ
- 介駟

カイシ
兵車につける武裝せし四頭立の馬。
- 介之推

カイシスヰ
春秋の時の人、晉の文公に從ひて出亡し、各國を歷遊し、十九年を經て文公國に還りて君となる、祿賜及ばず、之推母と緜山に隱る、公之を求むれども得ず、山を焚く、之推竟に死す。
- 介者

カイシヤ
甲胄を著けたる兵士。=介胄之士。
- 介錯

カイシヤク
介抱する。
切腹の時、傍に附き添ひて、首を切る、又、其の人。
- 介壽

カイジユ
長壽を助くる、人の壽を祝するに用ふ。
- 介紹

カイセウ
なかだち、紹介する。
- 介石

カイセキ
自ら節義を守ること石よりも堅し。
- 介然

カイゼン
しばらくの閒、暫時。
孤立の貌、固く守りて化せざる貌。
物がはさまりて氣にかかる貌。
- 介添

カイゾヘ
助けて事をなす人。
嫁入りの時につき添ひて、世話する女。
- 介胄

カイチウ
- 介胄生蟣蝨

- 介胄生㆓蟣蝨㆒
カイチウキシツヲシヤウズ
蟣はしらみの子、蝨はしらみ、戰爭の久しきにわたる義(漢書、嚴安傳)
- 介胄之士

カイチウノシ
よろひかぶとを著けたる兵士。=介者。
- 介冑

かいちゅう
よろいとかぶと。甲冑。
- 介蟲

カイチユウ
甲殼を有する蟲の總稱。=甲蟲。
- 介弟

カイテイ
介は大、貴寵の大弟。
- 介獨

カイドク
前條(介特)に同じ。
- 介特

カイトク
ひとりぼち、孤立して助なし、又、其の人。
- 介馬

カイバ
よろひを著けたるうま、武裝せし軍馬。
- 介抱

カイハウ
たすけいだく、保持する
看病する。
- 介擯

カイヒン
應接を掌る者、しやうばんやく、介は客のつき添、擯は主人の方の世話役、共に主客の閒に立ちて取次を爲す者。擯一に儐に作る。
- 介夫

カイフ
甲胄をつけたる兵士。=介士。
- 介婦

カイフ
そばめ、よめいりの時、新婦に付き添ひて世話する女、介添の女。
衆婦の義。
- 介福

カイフク
大いなるさいはひ。
- 介僻

カイヘキ
心がひがみて俗人と氣が合はぬ。
- 介輔

カイホ
つき添ひて助ける。=介佐。
- 介立

カイリツ
ひとりだち、孤立して助なし。=獨立。
はさまり居る。=介居。
- 介鱗

カイリン
貝類と魚類と。
- 1ページ目
