佛
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- 佛鬱

フツウツ
心うれへてふさがる貌。=弗鬱。
- 佛海

ブツカイ
ほとけのみち。佛道を海の廣きに喩ふ。=法海。
- 佛閣

ブツカク
てら。=浮屠・梵閣・佛刹。
- 佛學

ブツガク
佛法の學問。
- 佛龕

ブツガン
ほとけを安置するづし。轉じて寺をいふ。
- 佛眼

ブツガン
佛敎をさとり得たる者の眼識。
- 佛義

ブツギ
佛法の意義。
- 佛經

ブツキヤウ
ほとけの經文。
- 佛供

ブツグ
佛の前にそなへる食物。
- 佛果

ブツクワ
佛に歸依するによりて得る善き報。=成佛。
- 佛偈

ブツゲ
佛家の詩、佛を讚美する詩。其の體、多くは四句づつなれば、四句の偈ともいふ。
- 佛敎

ブツケウ
西紀前五百年頃、印度の釋迦牟尼シヤカムニが說き出したるをしへ、因果を說き勸善懲惡を敎へ、さとりを開くを宗旨とするもの。=釋敎・佛道・佛法。
- 佛語

ブツゴ
佛敎のことば(淨住子)
フツゴ
佛蘭西(フランス)語の略。
- 佛工

ブツコウ
佛像をきざむほりものし。=佛師。
- 佛像

ブツザウ
ほとけのすがた。
- 佛葬

ブツサウ
佛敎の儀式を用ひて行ふとむらひ、佛式の葬禮。神葬の對。
- 佛桑花

ブツサウゲ
暖地產の灌木の一、葉は桑に似、花は五瓣、長くして紅色の蕊シベあり、朝開きて晩に萎む。=扶桑・朱槿・琉球木槿。
- 佛刹

ブツサツ
てら。又、佛塔。=佛閣。
- 佛參

ブツサン
てらまゐり。
- 佛事

ブツジ
佛法の祭事、佛に供養する。=法會・法事。
- 佛師

ブツシ
佛工に同じ。
- 佛祠

ブツシ
ほとけを安置するほこら、寺。
- 佛子

ブツシ
佛戒を受けたる者の稱。佛を天子とし、其の信者を太子に比していふ(法華經)
- 佛指甲

ブツシカフ
草の名、べんけいさう、ちどめさう、多年生草、高さ一二尺、葉は匙サジの頭に似て對生し莖頭に黄花を著く。=佛甲草。
- 佛式

ブツシキ
佛敎の儀式。
- 佛者

ブツシヤ
佛道の修業者、僧侶。
- 佛性

ブツシヤウ
ほとけの本性、卽ち眞如シンニヨの妙理をいふ。
- 佛生會

ブツシヤウヱ
灌佛會クワンブツヱに同じ。
- 佛掌薯

ブツシヤウシヨ
つくねいも。薯蕷ヤマノイモに似て其の根、掌狀をなす。
- 佛生日

ブツシヤウニチ
釋迦の誕生日、陰曆四月八日。この日灌佛會を行ふ。
- 佛舍利

ブツシヤリ
釋迦の遺骨。=佛沙利。
- 佛樹

ブツジユ
菩提樹ボダイジユの異名。釋迦牟尼シヤカムニ佛が此樹下にて正覺を得たりといふが故。
- 佛手柑

ブツシユカン
暖地に產する果樹、實は人の手の狀を爲し、香氣多し。香櫞(こうえん)と同種。
- 佛書

ブツシヨ
佛敎の書。=佛典。
- 佛餉

ブツシヨウ
佛に米飯を供へる。
- 佛處士

ブツシヨシ
おひとよし、好人物(空同集)
- 佛心

ブツシン
佛のやうなるよき心。
- 佛前

ブツゼン
ほとけのまへ。
- 佛祖

ブツソ
佛敎の開祖、釋迦牟尼シヤカムニ
- 佛陀

ブツダ
如來なり、大覺者の義、ほとけ。=浮屠・浮圖・佛圖・菩提。
- 佛道

ブツダウ
佛のみろ。=佛敎。
- 佛壇

ブツダン
佛像位牌等を安置する壇。
- 佛智

ブツチ
ほとけのちゑ、根本智(先天性)と後得智(後天性)との二あり。
- 佛頂薯

ブツチヤウシヨ
つくねいも。=佛掌薯。
- 佛頂面

ブツチヤウヅラ
怒氣を含み、又、ぶあいけうなる顏つき。
- 佛弟子

ブツデシ
佛のおでし。=僧侶。
- 佛典

ブツテン
佛敎の經文。=佛經。
- 佛天

ブツテン
佛者が佛を天として、尊崇する稱。
- 佛殿

ブツデン
佛像を安置する寺。
- 佛圖

ブツト
佛陀に同じ。=浮屠。
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