佛
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- 佛頭著糞
- 佛頭著㆑糞
ブツトウフンヲツク
好き著書に、拙き序を附くるをいふ。
- 佛鉢
ブツバツ
世尊のもちたるはち。
- 佛法
ブツパフ
釋迦の敎。
- 佛法僧
ブツパフソウ
ほとけ(如來)ほとけの道(敎法)其の道に入る出家(比丘)の三寳。
鳥の名、鳩に似て小なり、頭は淡黑、羽毛綠色、嘴脚赤し、深山に棲み、其の鳴く聲佛法僧といふが如し。=三寶鳥。
- 佛閒
ブツマ
ほとけをまつれる室。
- 佛名
ブツミヤウ
ほとけの名。
御佛名とは、古、宮中にて陰曆十二月十九日より三日閒、淸涼殿にて行はれし行事。僧に佛名經を誦み、三世の諸佛の名號を唱へしめて六根の罪障ザイシヤウを滅する修法。
- 佛滅
ブツメツ
佛滅日の略、陰陽家にて、萬事に凶なりと云ふ大惡日。
- 佛母
ブツモ
釋迦如來の母、摩耶夫人(摩訶摩耶マカマヤ)淨飯王の妃をいふ。
- 佛門
ブツモン
ほとけのみち。=釋門・桑門サウモン佛法界。
- 佛狼機
ブツラウキ
天文十年、葡萄牙ポルトガル人の傳へたる大砲の名、ぷらん、ぽるとがる。
- 佛力
ブツリキ
佛の通力。
- 佛然
ボツゼン
盛んに興る貌。=浡然・勃然。
- 佛座
ホトケノザ
春の七種ナナクサの一、初生の圓葉が佛の蓮華座に似たるが故。=雞膓草カハラケナ
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