- 備考
- #1ほし肉。干した肉を長く割いたもの。
- #2声符は攸(説文解字)
- #3声符は攸(ゆう)。〔説文〕四下に「脯(ほ)なり」とあり、脯字条に「乾肉なり」とあって、儀礼のとき贈答に用いるほじしをいう。〔周礼、天官、膳夫〕に、肉脩の頒賜のことがみえる。礼物として束ねて用いるので束脩(そくしゆう)といい、わが国の「のし」は、その古礼のなごりである。攸は背を水で滌(あら)うみそぎの形。そのとき用いる束ねた草木の枝を條(条)といい、そのように長く切りそろえて束ねた乾肉を脩という。それで脩に永長の意があり、宋の欧陽脩は字を永叔という。修はみそぎして修潔となる意の字であるが、脩と通用することが多い。(字通)
- #4攸ユウは、人の背に細ながく水を流すさま。脩は「肉+攸」で、細ながく引きさいた肉。(漢字源)