漢字↑

14画常用漢字/ #1

常用音訓
  • 1.ボク
訓読み
  • 1.しもべ
音読み
  • 1.ボク
成り立ち
漢字構成
  • 1.⿰亻菐
発音
  • 1.
表示
  • 1.U+50D5
  • 2.僕
部首
通仮字
簡体字
異体字
声符「菐」
声符「僕」
僕の熟語

字源↑

ボク#5

  • 1.しもべ(*1
  • 2.車の御者。*2
  • 3.われ、やつがれ、自己の謙稱。*3
  • 4.したがふ(
  • 5.はづかしめ(
  • 6.ともがら(*4
  • 7.つく(*5
  • 8.かくす(

説文解字↑

給事する者なり、に従ひ、に従ふ、菐の亦聲。

音韻↑

広韻目次:入1屋

IPA
bʰuk
ローマ字
buk
反切
声母
声調
入声
小韻
平水韻
等呼
開口一等韻
韻摂
韻部

広韻目次:入2沃

IPA
bʰuok
ローマ字
buuk/bvk
反切
声母
声調
入声
小韻
平水韻
等呼
開口一等韻
韻摂
韻部

書体↑

  • 楷書
  • 隷書
  • 行書
  • 草書

参考文献:::僕↑

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漢字源字通
注解
*1禮、禮運「仕于公臣、仕于家僕」
*2論、子路「子適鄭、冉有僕」
*3漢書、韋玄成傳「自稱爲僕卑辭也」
*4莊、則陽「仲尼曰、是聖人僕也」
*5詩、大雅「君子萬年、景命有僕」
備考
#1本字は(字源)
#2声符は菐(説文解字)
#3右側の原字は、どれいが供え物をささげるさまに、そのどれいの頭に入れ墨をするしるしを加え、下部にしっぽを添えた姿を描いた象形文字で、獣に近いさまを示す。僕は、それを音符とし、人を加えた字で、荒けずりで作法を知らない下賤ゲセンの者の意を含む。(漢字源)
#4声符は菐(ぼく)。僕の初形は卜文では礼冠を頂き、儀礼に従う者の形に作り、その奉ずる器はの形に似ており、宰牲のことに当たるものかと思われる。古文は臣に従い、臣は神に事(つか)えるものであった。西周中期の金文〔𧽊𣪘(がいき)〕に「僕射(ぼくや)・士訊(しじん)・小大の右隣」のように官職名を列し、後期の〔師𣪘(しきき)〕に「僕𩣓(ぼくぎょ)・百工・牧・臣妾」とあり、僕は必ずしも下僕の意ではない。のち卑賤の称となり、司馬遷が任安に与えた書中には自称として用いている。(字通)
#5韻字「沃」

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