逮の漢字情報 - 漢字構成、成り立ち、読み方、書体など｜漢字辞典

漢字

11画／12画／常用漢字
逮

常用音訓

タイ

訓読み

およ-ぶ^#1
とら-える^#2

成り立ち

形声^#3^#4
会意形声^#5

漢字構成

⿺辶隶

発音

dài
dǎi
dì

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U+902E
逮

異体字

声符「隶」

声符「逮」

靆

関連

隶逮隷^*1

^#6

説文解字

唐逮^#7、及ぶなり、辵に従ひ、隶を聲とす。

音韻

広韻目次：去12霽

IPA: dʰiei
ローマ字: deh／dey
反切: 特計
声母: 定
声調: 去声
小韻: 第
平水韻: 霽
等呼: 開口四等韻
韻摂: 蟹
韻部: 齊

広韻目次：去19代

IPA: dʰɒi
ローマ字: daih／doy
反切: 徒耐
声母: 定
声調: 去声
小韻: 代
平水韻: 隊
等呼: 開口一等韻
韻摂: 蟹
韻部: 咍

書体

楷書
隷書
行書
草書

参考文献:::逮

是を以て遅く朝すれば、急なるに逮（およ）ばず、早く退（ひ）けば必ず事尽くさず（十七条憲法）
衡（こう）、学を勤めて燭（しょく）無し、鄰舎（りんしゃ）燭（しょく）有れども逮（およ）ばず、衡（こう）、乃ち壁を穿（うが）ち、其の光を引きて之を読む（蒙求）

漢字索引

あ	か	さ	た	な	は	ま	や	ら	わ
い	き	し	ち	に	ひ	み		り
う	く	す	つ	ぬ	ふ	む	ゆ	る	を
え	け	せ	て	ね	へ	め		れ
お	こ	そ	と	の	ほ	も	よ	ろ	ん

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漢字源

注解: ^*1隶は呪霊のある獣の尾をもつ呪儀、その呪儀によって禍いを他に移すのが逮、その転移を受けたものが隷。

備考: ^#1逮（およ）ぶ。及ぶ。そこまで至る。; ^#2逮（とら）える。逮捕。; ^#3声符は隶（説文解字）; ^#4声符は隶（たい）。隶は呪霊のある獣の尾を捕らえ持つ形。これによって禍殃を他に移すので、逮ぶ、逮ぼす意がある。逮捕の義は、漢以後に至ってみえる。（字通）; ^#5辶＋音符隶_{手をのばしてつかまえる}。（漢字源）; ^#6字通; ^#7不詳。段注に「蓋し古語ならん」とある。