漢字
- 常用音訓
カン
かわ-かす
かわ-く
- 訓読み
- ほ-す
- いぬい#1
- 音読み
- ケン
- カン
- 表示
- U+4E7E
- 乾
字源
ケン#5
- 易の卦の名、純陽の卦。
- いぬゐ、方角にて戍と亥との閒（西北）*1
- そら（天）
天子に關することに用ふ「乾綱」「乾德」
すすむ（進）行きて息（や）まず。
すこやか（健）*2
つよし（堅）かたし（固）
つとむ（勤）
カン#6
説文解字
音韻
書体
- 楷書
- 隷書
- 行書
- 草書
参考文献:::乾
- 注解
- *1易、繫辭「乾西北之卦也」
- *2易、本義「乾健也」
- *3晉書、范汪傳「冬月沔漢乾涸」
- *4華功武、義兵行「供㆓給軍需㆒民力乾」
- *5北史、尉景傳「何顧㆓乾啼濕哭㆒」
- *6顧況詩「金鞍玉勒錦連乾」
- 備考
- #1方角で西北をいう。
- #2声符は倝（説文解字）
- #3倝（かん）＋乙。倝は旗竿の象、乙は偃游（えんゆう）のなびく形。そのはためくさまから、勇健の気象を示す。（字通）
- #4旗が高くなびくさまを示す字に日と乙印（伸び出る）を加えて、太陽が旗のように高くあがるさまを示したもの。（漢字源）
- #5韻字「先」
- #6韻字「寒」