- 注解
- *1求・朮は古く同形で霊獣、その獣を殴(う)って祟りを祓う儀式が救、その儀式を路上で行うのが逑、路上に呪霊をもつ獣皮を以て神意を問い進退を決する方法が術、その結果にしたがって進退を定め行為を継続するのが述。
- *2行は道路、その路上で呪儀するに、術は祟りをなす獣(朮)を用い、御は杵形の呪器(午)を用い、衒(𧗳)は祝詞や呪飾り(玄・言)を用いる。呪力は道路で行うことによって、他の地に機能すると考えられた。
- 備考
- #1手だて、方法、やり方。
- #2声符は朮(説文解字)
- #3行+朮(じゅつ)。朮は呪霊をもつ獣の形。この獣を用いて、道路で呪儀を行い、軍の進退などを決した。(字通)
- #4行みち、やり方+音符朮茎にねばりつくもちあわを描いた象形文字。長年の間、人がくっついて離れない通路をあらわす。(漢字源)
- #5字通