中
- [2ページ目][3ページ目]
- 中隊

チユウタイ
軍隊の一區分、大隊と小隊との中閒に在りて數小隊より成る。
- 中台座

チユウタイザ
宰相の坐位、首相の位。台を臺に作るは誤。
- 中堂

チユウタウ
宰相の政を行ふ所、唐の制、政事堂を中書省に設けしが故、轉じて又、宰相の異稱。
堂上の南北の中閒。儀禮「受㆓玉於中堂㆒」
- 中唐

チユウタウ
唐代の詩を初唐・盛唐・中唐・晩唐の四期に分ち、代宗の太曆より文宗の太和年閒に至る七十餘年閒(白居易・韓愈・柳宗元等出づ)を中唐といふ。
- 中道

チユウダウ
過不及なき中庸の道。=中行。
道路の中央。
事のなかば。次條を見よ(中道而廢)。
- 中道而廢

チユウダウニシテハイス
事を中途にて止む。
- 中斷

チユウダン
中途にて切れたゆ。=中絶。
- 中竺

チユウヂク
中印度の稱。
- 中軸

チユウヂク
中央に在るしんぎ。
中心の義。
- 中腸

チユウチヤウ
心のうち。
- 中直

チユウチヨク
中がまっすぐ。
ナカナホリ
爭をやめてなかよくする、和睦する。
- 中庭

チユウテイ
なかには。
- 中朝

チユウテウ
中國をいふ(通鑑、周世宗紀、注)
内の朝廷。=内朝。
テウニアタル
朝廷に臨む。
- 中天

チユウテン
なかぞら。=中空。
- 中佃

ちゅうでん
轅車。狩りなどに用いる馬車で、二頭立てのもの。卿が用いる一轅の車。
- 中典

チユウテン
輕からず重からず、中閒の刑。
- 中塗

チユウト
道路の中央。=中途。
- 中都

チユウト
地名、今の山東省兗州府汶上縣。
- 中途

チユウト
行く路のなかば。
事のなかば、半途。=中道。
- 中毒

チユウドク
毒にあてらる。
- 中途半端

チユウトハンパ
はした、長し短し。
- 中納言

チユウナゴン
太政官の次官、大納言と少納言との閒に在りて、内奏・宣下のことを司る。
- 中二千石

チユウニセンセキ
漢の制、諸官の階級を石にてあらはす、中は滿、二千石に滿つる義にて、二千石に次ぐ官。
- 中日

チユウニチ
春秋二期の彼岸七日の閒の正中に當る日。春は春分、秋は秋分の日。
- 中年

チユウネン
なかほどのとし、四十歲前後。
一年をへだてる。
- 中農

チユウノウ
大地主と小作人との中閒にある農民。
- 中保

チユウハウ
なかだち、兩者の中閒に立ちて周旋シウセンする者、口いれ。=仲人・媒介者バイカイシヤ
- 中微

チユウビ
なかごろ衰ふ。
- 中風

チユウブ
病の名、ちゆうき、半身又は一部のしびれる病。=中氣・中症。
- 中腹

チユウフク
山の頂と麓との閒。=山腹。
- 中分

チユウブン
まんなかから半分にわける。
- 中幣

チユウへイ
黄金をいふ(管子)
- 中門

チユウモン
宮庭の中門ナカモン
貴人の屋敷の外門と寢殿との閒に設けし門。
- 中夜

チユウヤ
よなか、夜半。=中宵。
- 中庸

チユウヨウ
偏せざるを中といひ、易らざるを庸といふ、物事、過不及なくほどよし。
書名、四書の一、もとは禮記中の篇名。
- 中老

チユウラウ
四十歲を初老と云ふに對して五六十歲の人を云ふ。
德川時代の武家の重役。大老に次ぐもの。
武家の奧向の女役。老女に次ぐもの。
- 中牢

チユウラウ
羊と豕との備はれる饗食。=少牢。
- 中霤

チユウリウ
五祀の一、室中をいふ。上古穴居の時、上にまどをあけて明を採る、故に霤アマダレが其の所より落つ、よりて室中の義とす、古、卿大夫の家、土神を祭る所とす(禮、郊特牲)
- 中流

チユウリウ
河の中央。
中等の義。
- 中流之砥柱

チユウリウノシチユウ
黄河のかはなかに立ちて屹然として少しも動かざる柱狀の石の稱、今の河南省河南府陝州の東四十支那里に在り、亂世に處して節義を厲ハゲます士に喩ふ(日知錄)禹貢には砥を底に作る。
ちゅうりゅうのしちゅう
乱世にあって節義を守る人に喩える。
- 中立

チユウリツ
兩者の閒に立ちて、かたよらず、中正獨立の義。
兩交戰國の何れへも加勢せず「局外中立」
ナカダチ
雙方の閒に居て事を周旋する。=媒介。
ちゅうりつ
中正に立つ。
- 中略

チユウリヤク
中閒の文句を略す。
- 中呂

チユウリヨ
十二律の一、陰曆四月の異名。=仲呂。十二律參看。
- 中郎将

ちゅうろうしょう
官名。将軍に次ぐ位。殿門の宿衛と中郎統率を司る。
- 中論

チユウロン
書名、後漢の徐幹撰す、二卷、二十篇に分つ。
- 中江藤樹

なかえとうじゅ
江戸初期の儒学者。日本陽明学の祖。近江聖人と尊称。初め伊予の大洲藩に仕え、のち故郷近江に帰って私塾を開講。その感化は近隣の農民にまで及んだという。
- 2ページ目
- 3ページ目
