- 注解
- *1丘は四方高く中央下ヒクきをいふ、孔子の諱を丘といふ。家語「生而首上圩故因名曰㆑丘」とあり、圩は平かにして中の少しくくぼみたる義、博雅には、小陵を丘といふ。韓愈文「某水某丘、吾童子時、所㆓釣遊㆒也」
- *2岡は說文に山脊なり。詩、周南「陟㆓彼高岡㆒」崗は俗字。
- *3阜は爾雅釋地に、大陸を阜といふ。說文に、山の石無きもの、釋名に、土山を阜といふ、高原を言ふなり。詩、小雅「如㆑山如㆑阜」
- *4陵は爾雅、釋地に、大阜を陵といふ、山の漸次(ぜんじ)に低くなりて登り易きものをいふ。書、堯典「蕩蕩懷㆑山襄㆑陵」
- *5はか、はかのあるおか。邑、邑のあと、廃墟。
- *6漢書、刑法志「四井爲㆑邑、四邑爲㆑丘、丘十六井也」
- 備考
- #1邱に通ず(字源)
- #2四方が高く中央がひくきを丘と為す。(説文解字)
- #3墳丘の象(字通)
- #4字源
- #5字通
- #6韻字「尤」
- #7韻字「尤」