- 注解
- *1史は内祭、事は旗をつけて外に使して祭り、使は事(まつり)の使者。吏は古くは事と同じ字形で、使する人。
- 備考
- #1祭祀の記録。また、公事の記録。歴史書。
- #2中+又(ゆう)。中は祝祷を収める器である
(さい)を木に著けて捧げ、神に祝告して祭る意で、卜辞にみえる史とは内祭をいう。祝詞を扱うものを巫史(ふし)といい、その文章を史といい、文の実に過ぎることをまた史という。巫史の文には史に過ぎることが多かったのである。祭祀の記録が、その祭政的支配の記録でもあった。(字通)
- #3中竹札を入れる筒+手のかたち。記録をしるした竹札を筒に入れてたてている記録役の姿を示し、特定の役目をあずかる意を含む。(漢字源)
- #4字通