- 注解
- *1依はひたと、よりそひて離れざるなり。柳文「草木之生也、依㆓於土㆒」
- *2倚は依に近し、物にもたれつくなり「倚㆑門」「倚㆑樓」の類。
- *3憑はもたれかかるなり。書經「憑㆓玉几㆒」
- *4凭は憑に同じ。
- *5賴はたのみとして、よるなり。大學序「獨賴㆓此編之存㆒」
- *6據は物のより所とするなり。後漢書、馬援傳「據㆑鞍顧眄」
- *7仗は憑倚なり、すがりよるなり。左傳「仗㆑信以待㆑晉、不㆓亦可㆒乎」
- *8藉は身の依る所をいふ、たよりて力にするなり。
- *9寄は寄託・寄寓と用ふ、たよりて就く義。
- 備考
- #1寄(よ)る。たよる。まかす。託する。
- #2声符は奇(説文解字)
- #3声符は奇(き)。奇に不安定なものの意があり、寄に倚寄し、寄託する意がある。(字通)
- #4宀いえ+音符奇片方による。たよりとする家のほうにかたより、よりかかること。(漢字源)
- #5字源