漢字↑

14画15画人名用漢字

訓読み
  • 1.ゆる-やか
  • 2.ひろ-い
音読み
  • 1.カン
成り立ち
  • 1.形声#1
  • 2.会意#2
  • 3.会意形声#3
漢字構成
  • 1.⿱宀萈
  • 2.⿱宀
発音
  • 1.kuān
表示
  • 1.U+5BEC
  • 2.寬
異体字
簡体字
声符「萈」
声符「寬」
関連
寬の熟語

説文解字↑

屋、寬大なり、宀に従ひ、萈を聲とす。

音韻↑

広韻目次:上平26桓

IPA
kʰuɑn
ローマ字
khuan/quan
反切
声母
声調
平声
小韻
平水韻
等呼
合口一等韻
韻摂
韻部

書体↑

  • 楷書
  • 楷書
  • 草書

の廟中にある姿を寬(寛)という。しどけなき姿をしていたのであろう。#5
寬は廟中にその巫女のある意で、身をはだけて祈る形であろう。これによって神意を和らげ、寛うすることができると考えられた。#6

参考文献:::寬↑

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字通漢字源
注解
*1萈は媚蠱(びこ)などの呪儀を行う巫女の形、その廟中にある姿が寛(寬)、萈が呪霊を駆使して睡眠中にあらわれるのが夢(㝱)、夢魔に逢ってにわかに没するのが薨。
備考
#1声符は萈(説文解字)
#2宀(べん)+萈(かん)。は廟屋。は眉飾を加えた巫女が祈禱する形。巫女が廟中にあって祈禱し、神意を寛くするのが原義であろう。それですべてゆるやかな気象をいい、寛厚・寛大の意となる。(字通)
#3下部の字音カンは、からだのまるいやぎを描いた象形文字。まるい意を含む。寛はそれを音符とし、宀いえを加えた字で、中がまるくゆとりがあって、自由に動ける大きい家。転じて、ひろく中にゆとりのある意を示す。(漢字源)
#4字通
#5
#6

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