漢字↑

8画/𨒌に作る(或字)/常用漢字

常用音訓
  • 1.セイ
訓読み
  • 1.ゆ-く#1
  • 2.う-つ#2
  • 3.と-る#3
成り立ち
漢字構成
  • 1.⿰彳正
発音
  • 1.zhēng
表示
  • 1.U+5F81
  • 2.征
通仮字
繁体字
異体字
声符「正」
同訓異義
関連

音韻↑

広韻目次:下平14清

IPA
tɕĭɛŋ
ローマ字
cjeng/tjeng
反切
声母
声調
平声
小韻
平水韻
等呼
開口三等韻
韻摂
韻部

書体↑

  • 楷書
  • 隷書
  • 行書
  • 草書

参考文献:::征↑

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字通漢字源
注解
*1伐は左傳に、罪を聲ナラしてうつを伐といふとあり、征伐と連用すれば、上より下をうつなり、左傳に、師に鐘鼓あるを伐といひ、無きを侵といふとあり。
*2征は上より下の罪をとがめうつなり。孟子「征者上伐下也」
*3討は罪をいひたてて討つなり。書經「天討有罪」以上の三字は、戰ひて敵をうつに用ふ。
*4擊は手或(あるい)は物にてつよくうつなり。史記「拔劍擊柱」北史「以瓦石打公門」又、敵をうち、仇をうつにも用ふ。
*5打は擊也と註す、用法廣し、又、何の義もなく用ふることあり、打聽・打睡等の如し、猶ほ國語に「うちぎき」「うちふす」といふが如し。
*6撲は小擊也、ぼとぼとと打ち當る義。「雪撲衣」「撲螢」の類。
*7拍は手のひら又は拍板ヒヤウシギの類をうつなり。
*8搏は拍に同じ、ただ搏は手に力を入れてうつなり。
*9拊は輕く物に當ててうつなり。書經「搏拊琴瑟
*10撻は鉦鼓をうつなり。撻・扑・捶の三字は「むちうつ」と訓む、刑罰の時、杖にてうつなり。
*11毆は杖にて人をたたくなり。說文「毆捶擊物也」
*12正は支配にあたる者をいい征の初文、征服者の行為は正当とされその地から貢納を徴することを征、強制を加えて治めることを政という。
備考
#1征(ゆ)く。遠方にゆく。でかける。
#2征(う)つ。征伐する。せめる。
#3征(と)る。とりたてる。めしあげる。賦税をとる。
#4声符は正(説文解字)
#5声符は正(せい)。は征の初文。征服して賦貢を徴すること。(字通)
#6彳+音符正。正は遠方の目標線を目指してまっすぐ足を進めること。のち正がまっすぐ、正しいの意となったため、征の字で、原義をあらわした。(漢字源)
#7字源
#8字通

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