- 注解
- *1父は斧の頭部をもつ形、その刃部を下にしておく形が士で、その大なるものが王、その上部に玉飾を加えたものが皇。いずれもその身分の象徴。
- 備考
- #1斧(おの)。柄に鉄製のくさび形の分厚い刃をつけた刃器。まさかり。
- #2声符は父(説文解字)
- #3声符は父(ふ)。父は斧頭をもつ形、その第一画が斧頭の象形である。斧は指揮権・刑罰権の象徴とされ、これを執るものが父であった。(字通)
- #4斤おの+音符父石斧を手に持ってたたくさま。物を打ち破る道具として用いるおののこと。父は夫成人男子に当てられたので、斧の字がつくられてその原義をあらわした。(漢字源)
- #5字通