漢字↑

10画

音読み
  • 1.クワン
  • 2.カン
成り立ち
漢字構成
  • 1.⿰亻官
発音
  • 1.guān
表示
  • 1.U+500C
  • 2.倌
部首
声符「官」

字源↑

クワン#3

  • 1.とねり、駕を主る小臣。

説文解字↑

小臣なり、に従ひ、に従ふ、詩に曰く、彼の倌人に命ず、と。

音韻↑

広韻目次:上平26桓

IPA
kuɑn
ローマ字
kuan
反切
声母
声調
平声
小韻
平水韻
等呼
合口一等韻
韻摂
韻部

広韻目次:去30諫

IPA
kwan
ローマ字
kruanh/koann
反切
声母
声調
去声
小韻
平水韻
等呼
合口二等韻
韻摂
韻部

書体↑

  • 楷書

参考文献:::倌↑

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字通
備考
#1声符は官(説文解字)
#2声符は官(かん)。詩、鄘風、定之方中の第三章に「靈雨既に零(お)つ 彼の倌人に命じ 星みて言(ここ)に夙(つと)に駕し 桑田に説(やど)らしむ」とあり、この小臣たる倌人は、わが国でいえば内舎人(うどねり)にあたる。この詩は都作りすることを歌うもので、「桑田に説る」とは、その地霊を鎮めるための行為であるらしい。小臣は殷周期には神に仕えるもので、殷の建国を助けた伊尹は神話的人物であるが小臣とよばれ、殷の王族中、聖職に在るものも小臣と称した。倌は他に用例がなく、倌人はのち蘇州の方言では妓女をいい、いまは料理店のボーイをいう。(字通)
#3韻字「寒」

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