漢字↑

13画常用漢字

常用音訓
  • 1.サイ
  • 2.ソク
  • 3.ふさ-がる
  • 4.ふさ-ぐ
訓読み
  • 1.とりで
成り立ち
  • 1.会意#1
  • 2.会意形声#2
漢字構成
  • 1.⿱𡨄土
発音
  • 1.
  • 2.sēi
  • 3.sài
  • 4.sāi
表示
  • 1.U+585E
  • 2.塞
異体字
声符「塞」
関連

説文解字↑

つるなり、土に従ひ、𡨄に従ふ。

音韻↑

広韻目次:去19代

IPA
sɒi
ローマ字
saih/soy
反切
声母
声調
去声
小韻
平水韻
等呼
開口一等韻
韻摂
韻部

広韻目次:入25德

IPA
sək
ローマ字
sok
反切
声母
声調
入声
小韻
平水韻
等呼
開口一等韻
韻摂
韻部

書体↑

  • 楷書
  • 隷書
  • 行書
  • 草書

塞の初形はに従う。#4
塡塞の塞も呪具である(てん)を充塡して、邪霊を塞ぎ、閉じこめる意である。#5

参考文献:::塞↑

  • (くに)道(みち)(あ)れば(そく)を(へん)ぜず、強なるかな矯(きょう)たり(中庸
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字通漢字源
注解
*1工は工形の呪器、これを重ねて呪禁とするのが㠭、それを生者に施すのが𧝑、死者に施すのが展、入り口に施して封じこめるのが塞、祝告の器である(さい)を加えて禳(はら)うのが襄。
備考
#1正字は𡫳(そく)+土。𡫳は塞の初文。建物などの入口を、呪具の工を重ねて塡塞し、邪霊などをそこに封じこめる意。は土主土地神。道路や辺境の要地に塞を設けて土神を祀り、異族神や邪霊の通行を禁ずる呪禁とした。塞をまた、とりでの意に用いるのは、軍事的な施設に転用したものである。わが国の「塞(さえ)の神」が、古い用法である。(字通)
#2「宀やね+工印四つ+両手」の形が原形。両手でかわらや土を持ち、屋根の下の穴をふさぐことを示す会意文字。塞はそれを音符とし、土を加えた字で、すきまのないように、かわらや土をぴったりあわせつけること。(漢字源)
#3字通
#4
#5

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