漢字↑

6画常用漢字

常用音訓
  • 1.バツ
訓読み
  • 1.うつ
  • 2.きる
  • 3.ほこる
音読み
  • 1.バツ
成り立ち
漢字構成
  • 1.⿰亻戈
発音
  • 1.
  • 2.
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  • 1.U+4F10
  • 2.伐
部首
通仮字
異体字
声符「伐」
同訓異義
伐の熟語

字源↑

バツ#5

  • 1.うつ「征伐」罪のある者を攻める。
  • 2.軍を進むるに鐘鼓あるを伐といひ、無きをといふ。
  • 3.いさを(*12=
  • 4.うつ()つづみうつ(擊鼓)
  • 5.木をきる(斫木)
  • 6.ころす(*13
  • 7.うるはし(
  • 8.ほこる、自ら其の功にほこる。*14(言部六畫)參看。
  • 9.もとる()「伐德」
  • 10.たて(

音韻↑

広韻目次:入10月

IPA
bʰĭwɐt
ローマ字
byat/bvat
反切
声母
声調
入声
小韻
平水韻
等呼
合口三等韻
韻摂
韻部

書体↑

  • 楷書
  • 隷書
  • 行書
  • 草書

参考文献:::伐↑

  • 詩に云(いは)く、(か)を(き)る(か)を(き)る、其(そ)の(のり)遠(とほ)からずと(中庸
  • (か)を(と)りて以(もつ)て(か)を(き)る、(げい)して之(こ)れを(み)る、猶(な)ほ以(もつ)て遠(とほ)しと為(な)す(中庸
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字通漢字源
注解
*1伐は左傳に、罪を聲ナラしてうつを伐といふとあり、征伐と連用すれば、上より下をうつなり、左傳に、師に鐘鼓あるを伐といひ、無きを侵といふとあり。
*2征は上より下の罪をとがめうつなり。孟子「征者上伐下也」
*3討は罪をいひたてて討つなり。書經「天討有罪」以上の三字は、戰ひて敵をうつに用ふ。
*4擊は手或(あるい)は物にてつよくうつなり。史記「拔劍擊柱」北史「以瓦石打公門」又、敵をうち、仇をうつにも用ふ。
*5打は擊也と註す、用法廣し、又、何の義もなく用ふることあり、打聽・打睡等の如し、猶ほ國語に「うちぎき」「うちふす」といふが如し。
*6撲は小擊也、ぼとぼとと打ち當る義。「雪撲衣」「撲螢」の類。
*7拍は手のひら又は拍板ヒヤウシギの類をうつなり。
*8搏は拍に同じ、ただ搏は手に力を入れてうつなり。
*9拊は輕く物に當ててうつなり。書經「搏拊琴瑟
*10撻は鉦鼓をうつなり。撻・扑・捶の三字は「むちうつ」と訓む、刑罰の時、杖にてうつなり。
*11毆は杖にて人をたたくなり。說文「毆捶擊物也」
*12左、莊二八「且旌君伐
*13荀、議兵「堯伐驩兜
*14書、大禹謨「汝惟不伐」
備考
#1擊つなり、人の戈を持つに従ふ、一に曰く敗るなり、亦たなり。(説文解字)
#2人+戈(か)。戈(ほこ)を以て人を斬る形。(字通)
#3人+戈(ほこ)。人が刃物で物をきり開くこと。(漢字源)
#4字源
#5韻字「月」

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