漢字
音韻
書体
- 楷書
- 行書
- 草書
参考文献:::與
- 注解
- *1乎・邪・耶・歟・與は共に句尾に置く字なり、疑の辭に、咏歎の義を兼ぬ「禮後乎」「其眞無㆑馬耶」「爲㆑仁之本歟」の如し
- *2邪は耶と同じく、歟は與と同じ、乎の字、于の字の如く句閒に用ふることあり「浴㆓乎沂㆒、風㆓乎舞雩㆒」の如し、又形容辭の下につきて「郁郁乎」「洋洋乎」などと用ふ、かかる場合にても、矢張り咏嘆の意を含めるなり
- *3邪・耶・歟・與は、咏嘆の意、乎よりは輕くして、疑の意重し。
- *4倶・偕の二字は、同義にて、共にうちそろひてと譯す、但、偕は、倶よりは意强し、例へば花觀に往くに、始終相攜へて行くは、偕の字、少少前後しても、一所に行き會ふは、倶の字なるが如し。孟子、「父母倶存」
- *5偕は、倶よりは意强し、例へば花觀に往くに、始終相攜へて行くは、偕の字。詩衞風「及㆑爾偕老」
- *6與は黨與の義にて、くみあふ義より、ともにと訓む。易に「立㆓天之道㆒、陰與㆑陽、立㆓地之道㆒、剛與㆑柔、立㆓人之道㆒、仁與㆑義」とある如し。論語「始可㆓與言㆒㆑詩已矣」
- *7共は公共と熟す、へだて無く、寄り合ひて、事を共にする義なり「與㆑衆共㆑之」の如き、與は組み合ふ所を主とし、共は衆人と、共同にする所を主とす。
- *8たまう、あたえる。
- 備考
- #1声符は舁(説文解字)
- #2字源
- #3字源