漢字↑

5画人名用漢字/ #1

訓読み
  • 1.#2
  • 2.#3#4
  • 3.
  • 4.より
  • 5.よぶ
音読み
  • 1.
  • 2.
成り立ち
漢字構成
  • 1.
発音
  • 1.
  • 2.
表示
  • 1.U+4E4E
  • 2.乎
部首
異体字
声符「乎」
同訓異義
乎の熟語

字源↑

#9/ウ#9

  • 1.か、や、疑問の辭。*9
  • 2.疑問の反語。*10
  • 3.かな、感歎をあらはす辭。*11
  • 4.感歎の意をあらはす形容詞の語尾に添へる助字「郁郁乎」「巍巍乎」「蕩蕩乎」
  • 5.呼びかけに用ふる辭。*12
  • 6.を(*13
  • 7.より(于・於)*14
  • 8.に(于・於)*15
  • 9.に同じ、於乎アアは感歎の意をあらはす助辭。*16=於戲・於虖・嗚虖・嗚嘑

音韻↑

広韻目次:上平11模

IPA
ɣu
ローマ字
gho/hu
反切
声母
声調
平声
小韻
平水韻
等呼
開口一等韻
韻摂
韻部

書体↑

  • 楷書
  • 隷書
  • 行書
  • 草書

参考文献:::乎↑

  • 書に云ふ、孝なる(かな)(こ)れ孝、兄弟(けいてい)に友(ゆう)に、有政(ゆうせい)に施すと(論語
  • 其れ(こ)れを(もつ)て舜(しゅん)(た)る(か)(中庸
  • (これ)を(たと)ふるに、川流(せんりゅう)の浅き、其の勢(せい)の駛漲(しちょう)すと(いえど)も、猶(な)ほ(ある)ひは(わたる)べし、淵海(えんかい)の深き、汪洋(おうよう)(こ)として(はか)る可(べ)からざるなり。(論語注:伊藤仁斎「論語古義」
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字通漢字源
注解
*1乎・邪・耶・歟・與は共に句尾に置く字なり、疑の辭に、咏歎の義を兼ぬ「禮後乎」「其眞無馬耶」「爲仁之本歟」の如し
*2邪は耶と同じく、歟は與と同じ、乎の字、于の字の如く句閒に用ふることあり「浴乎沂、風乎舞雩」の如し、又形容辭の下につきて「郁郁乎」「洋洋乎」などと用ふ、かかる場合にても、矢張り咏嘆の意を含めるなり
*3邪・耶・歟・與は、咏嘆の意、乎よりは輕くして、疑の意重し。
*4于は主として下に在る字に係る、於は體と用とを兼ぬれども、于は體のみに係る、論語「友于兄弟、施於有政」とあるが如し、春秋に「戰于密」「會于宋」など、大抵地名には、于を用ひたり、論語に「入于海」「入于河」の類も、于の字、體に屬するを知るべし、于は又ココニと譯す、在の字の義あるによる。
*5於は輕く、于は重し、于は下にかかり、於は上下にかかる、孟子に「吾聞於幽谷、遷于喬木、未喬木、而入於幽谷」とあるが如し。
*6乎は咏歎の意を含めり、主として上の字にかかる、論語に「浴乎沂、風乎舞雩、咏而歸」とある如し。
*7諸は之乎の二合字なり、論語に「子張書諸紳」とある如し、參看。
*8この四字は共に反カへる所に置く字なり。
*9論、八佾「禮後乎」
*10史、伯夷叔齊傳「可孝乎」
*11論、雍也「中庸之爲德也其至矣乎」
*12論、里仁「參乎、吾道一以貫之」
*13論、爲政「攻乎異端斯害也已」
*14孟、萬章「孝子之至、莫乎尊㆒㆑親」
*15論、先進「浴乎沂乎舞雩
*16詩、大雅「於乎小乎」
備考
#1虖は古字(字源)
#2文末について疑問・感嘆をあらわす。
#3文末について反問をあらわす。
#4~乎(や)で、人の名前につけて呼びかける言葉。
#5板上に遊舌(ゆうぜつ)をつけた鳴子板の形。(字通)
#6下部は伸びようとしたものが一線につかえた形。
上部は発散する形。(漢字源)
#7声上る越揚(えつよう)の形に象る。(説文解字)
#8字源
#9韻字「麌」
#10韻字「麌」

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