漢字↑

9画常用漢字

常用音訓
  • 1.コウ
音読み
  • 1.コウ
成り立ち
  • 1.会意#1
  • 2.会意形声#2
漢字構成
  • 1.⿰亻
発音
  • 1.hóu
表示
  • 1.U+4FAF
  • 2.侯
部首
異体字
声符「侯」
同訓異義
侯の熟語

字源↑

コウ#4

  • 1.弓を射るまと。
  • 2.きみ(人君)又、一封土の君「諸侯」大名ダイミヤウ*12
  • 3.五等爵の第二位「侯爵」
  • 4.王城を距る五百里の地。
  • 5.うかがふ。に通ず。
  • 6.むかふ(
  • 7.よし、うつくし(
  • 8.なんぞ(
  • 9.すなはち(
  • 10.これ、ここに()發語の辭。
  • 11.無意味の助字。に通ず。

解字↑

もとに作る、人に从ひ厂に从ふ。張布ハリタルマトの狀に象る、矢其の下に在り。(字源)

音韻↑

広韻目次:下平19侯

IPA
ɣəu
ローマ字
ghu/hou
反切
声母
声調
平声
小韻
平水韻
等呼
開口一等韻
韻摂
韻部

書体↑

  • 楷書
  • 隷書
  • 行書
  • 草書

参考文献:::侯↑

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字通漢字源
注解
*1之は、是也とも、此也とも註す、然れども是・此よりは意輕し「天命之謂性」「學而時習之」の如し、語勢によりて指すところの物を略することあり、孟子に「江漢以濯之、秋陽以曬之」とある如し、上に布の字を省きたるなり、之の字、名詞の上に置くときは、是と同じく「この」と訓む「之人」「之兒」の如し。
*2此は彼に對する辭。孟子に「彼一時也、此一時也」とあり。
*3是は非に對する辭なり、此は、此の時、或は此の處を切に指す、是は、汎にして虛用なり「夫子之居於是邦也、必聞其政」の是も、何れの邦と確かに指すにあらず、齊にても、衞にても、現に居たまふ邦を、汎く指すなり。
*4維・惟の二字は同音同義なり、上にばかり置く、是と略々同じけれども、非とは對せず、祭文歌頌等に多く用ふ。詩、召南「維鵲有巢、維鳩居之」
*5惟は維に同じ
*6旃は音セン之焉の合音なり、之と略々同じ、詩に「上愼旃哉」の如し。
*7斯は此と近し、然れども彼に對せず「予將斯道斯民也」の如し、ココニと訓むときは、卽の字の重き意なり。
*8諸は之と乎との兩義を合したる字なり「示諸斯」は「示之乎斯」の意なり、句末にあるときは、疑の辭となる、孟子に「寇至、盍去諸」の如し。
*9伊・時・侯の三字は、維と同じく、發語の辭にて、祭文等に用ふ、意輕し。
*10時は伊に同じ
*11侯は伊に同じ
*12康熙字典「古者以射選賢、射中者獲封爵、故因謂之諸侯
備考
#1人+厂(かん)+矢。初形は𥎦に作り、屋下に矢を放って祓うこと、すなわち侯禳(こうじょう)の儀礼を示す字である。侯とは、外服にあって、王朝のために外敵を侯禳することを職とするものであろう。(字通)
#2侯の右側の原字は、的(まと)の幕をたらしたさまを示す厂印と、矢をあわせた会意文字。侯はそれを音符とし、さらに人を加えた字で弓の射手。(漢字源)
#3字源
#4韻字「尤」

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