- 注解
- *1口は祝祷を収める器の形で
(さい)、これを前にして巫女の祈る形が如、その手をかざして巫女の舞う形が若、それを神が受け入れるのが諾、匿は秘匿(ひとく)のところで信託を求めるをいう。
- 備考
- #1若(も)しくは。または。
- #2若(わか)い。老に対して、年若いこと。
- #3若(したが)う。そのままにしたがう。受け入れしたがう。
- #4若(かく)のごとく。そのような。そのまま。前文を受けて然りとするところをいう。
- #5若(も)し。如に通じ、仮定をあらわす言葉。仮借の用法。
- #6若(ごと)し。そのようである。如に通ず。
- #7汝に通ず。おまえ。あなた。二人称として用いる。
- #8菜を擇(えら)ぶなり、艸の右に従ふ、右は手なり、一に曰く、杜若(とじゃく)は香艸なり、と。(説文解字)
- #9巫女が両手を挙げて舞い、忘我の状態にある形。神託を受ける巫女は若い女であることから若(わか)いの意となり、神意のままに伝達することから若(かく)のごとしの意となる。(字通)
- #10しなやかな髪の毛をとく、からだの柔らかい女性の姿を描いたもの。(漢字源)
- #11字通