漢字
- 常用音訓
- レイ
- 訓読み
- よい
- しむ
- 音読み
- リョウ
- レイ
- リャウ
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- U+4EE4
- 令
字源
音韻
書体
- 楷書
- 篆書
- 隷書
- 行書
- 草書
古代文字
- 古代
参考文献:::令
- 注解
- *1令は使令也と註す、使よりは意重し、命令の義より轉用す。史記に「令㆓張儀詳去㆒㆑秦」の如し、詳は佯に通ず。
- *2使は令也・役也と註す、人に命令して爲さしむる義。論語「雍也可㆑使㆓南面㆒」
- *3遣は發也・使㆑人也と註す、我より拘束せずして、彼に任す意あり。史記「乃遣㆔張良往立㆑信爲㆓齊王㆒」
- *4敎は敎へて爲さしむる義なり。左傳「子敎㆘寡人和㆓諸戎狄㆒以正㆗諸華㆖」
- *5俾は使也・從也と註す、使よりは輕し、詩書には多く見ゆれども、後世の散文には用ふること希なり。
- *6令は神意をうける姿、命は令に祝詞を収める器の(さい)をつけたもので啓示として与えられるものをいい、その神を降しまた神を送るときに用いるものが鈴。
- *7一人祝祷して神意を待つを令といい、その神託を命といい、二人相祝祷するを僉といい、その神意を問うを譣といい、二人舞踏して神意を楽しませるを巽(巽)・𨕖(選)といい、その舞楽を献ずるを僎といい、供薦するを撰といい、その奏する語を譔という。
- *8孝經、諫爭「子從㆓父之令㆒可㆑謂㆑孝乎」
- *9詩、大雅「令聞令望」
- *10孟、梁惠王「便嬖不㆑足㆑使㆓令於前㆒與」
- *11詩、齊風「盧令令」
- 備考
- #1號を發するなり、亼(しゅう)と卪(せつ)に従ふ。(説文解字)
- #2△印(おおいの下に集めることを示す)+人のひざまずく姿。人々を集めて神や君主の宣告を伝えるさま。(漢字源)
- #3礼冠をつけて、跪(ひざまず)いて神意を聞く人の形。金文では命の字として用いられ、命の初文。(字通)
- #4字源
- #5字通
- #6韻字「庚」
- #7韻字「靑」