漢字↑

11画／常用漢字
唯

常用音訓
  • 1.イ
  • 2.ユイ
訓読み
成り立ち
漢字構成
  • 1.⿰口隹
発音
  • 1.wéi
  • 2.wěi
表示
  • 1.U+552F
  • 2.唯
通仮字
異体字
声符「隹」
声符「唯」
関連

説文解字↑

諾するなり、口に従ひ、隹を聲とす。

音韻↑

広韻目次：上平6脂

IPA
jwi
ローマ字
jyi／jvi
反切
以追
声母
以
声調
平声
小韻
惟
平水韻
支
等呼
合口三等韻
韻摂
止
韻部
脂A

広韻目次：上5旨

IPA
jwi
ローマ字
jyix／jvii
反切
以水
声母
以
声調
上声
小韻
唯
平水韻
紙
等呼
合口三等韻
韻摂
止
韻部
脂A

書体↑

  • 楷書
  • 隷書
  • 行書
  • 草書

参考文献:::唯↑

  • 唯（ただ）缺（か）く胸中（きょうちゅう）洒落（しゃらく）の人（ひと）（漢詩）
  • 唯（た）だ阿奴（あど）は碌碌（ろくろく）、当に阿母（あぼ）の目下（もっか）に在るべきのみ（蒙求）
  • 父母は唯（た）だ其の疾（やまい）を之れ憂ふ（論語）
  • 君子（くんし）中庸（ちゅうよう）に依（よ）り、世（よ）を遯（のが）れて知（し）られずして悔（く）いず、唯（た）だ聖者（せいじゃ）のみ之（こ）れを能（よ）くす（中庸）
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漢字索引
あかさたなはまやらわ
いきしちにひみり
うくすつぬふむゆるを
えけせてねへめれ
おこそとのほもよろん
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漢字源字通
注解
*1隹は鳥の象形で鳥占、その神意をはかることを惟といい、祝告の器である（さい）で祈って神意の応答あるを唯といい、雖はそのが蠱（こ）に禍されて保留・限定の意となる。
備考
#1唯一。それだけ。
#2声符は隹（説文解字）
#3口＋音符隹。惟や維と同じで、本来は「これ」と指定することば。（漢字源）
#4口＋隹（すい）。口は祝告の器である（さい）で、祈り。唯（ただ）は神意によって与えられる特定のもの、唯一のもの。（字通）
#5字通

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