漢字↑

4画

訓読み
  • 1.い-う#1
  • 2.いわ-く#2#3
  • 3.のたまわ-く#4
  • 4.ここ-に#5
音読み
  • 1.エツ
成り立ち
漢字構成
  • 1.
発音
  • 1.yuē
表示
  • 1.U+66F0
  • 2.曰
異体字
声符「曰」
同訓異義

音韻↑

広韻目次:入10月

IPA
ĭwɐt
ローマ字
yat/hvat
反切
声母
声調
入声
小韻
平水韻
等呼
合口三等韻
韻摂
韻部

書体↑

  • 楷書
  • 行書
  • 草書

参考文献:::曰↑

  • 列侯(れっこう)宗室(そうしつ)、都(と)を見るに、皆な目を(そばだ)てて視、號(ごう)して蒼鷹(そうよう)と(い)ふ(蒙求
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字通漢字源
注解
*1云・曰の二字は義略々(ほぼ)同じ、正字通にも、「云與曰、音別義同、凡經史曰通作云」とあり、但し云は、意稍輕く、曰は稍重し、云の字、文の終におきて「誰氏云」との如く結ぶことあり、これは誰が此の如く云へりとの意なり、かかる所に、曰の字を用ふることなし。
*2云は、意稍輕く、曰は稍重し
*3言・謂の二字は義略々(ほぼ)同じ、言は心に思ふ所を、口に述ぶるなり、言論・言說などと熟す。
*4謂は、報也、告也と註す、人に對して言ふなり、「子謂顏淵曰」の如し、又、人に對して言ふにあらずして、其の人を評して言ふにも用ふ。「子謂子賤」の如し、又謂は「おもへらく」とも訓む、心に思ふことは、必ず口にあらはるればなり。
*5道は言と同じ、ただ言は、多く實用にして重く、道は虛用にして輕し、孟子に「道性善、言必稱堯舜」の如し。
備考
#1曰(い)う。発言する。
#2曰(いわ)く。言うことには。
#3仔細。理由。訳。曰(いわ)く付きは、何らかの特別な事情がある意。
#4曰(のたまわ)く。曰(いわ)くの丁寧な形。神聖な語の場合に用いる。
#5曰(ここ)に。助詞として用いる。
#6なり、に従ひ、(いつ)を聲とす、亦た口气の出づるに象るなり、凡そ曰の屬は皆な曰に従ふ。(説文解字)
#7祝詞や盟誓を収める器の上部の一端をあげて、中の書をみる形。その書の内容を他に告げる意。そこに神聖の語を収めているので、それをよみ上げることを「曰く」という。曰の上部に手を加えて開く形は。(字通)
#8口+𠃊印。口の中からことばが出てくることを示す。(漢字源)
#9字源

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