漢字↑

10画人名用漢字

訓読み
  • 1.まこと
音読み
  • 1.シン
成り立ち
漢字構成
  • 1.⿳匕⿺目𠃊八
  • 2.⿱匕県#4
発音
  • 1.zhēn
表示
  • 1.U+771E
  • 2.眞
異体字
簡体字
声符「眞」
同訓異義
関連

音韻↑

広韻目次:上平17眞

IPA
tɕĭĕn
ローマ字
cjin/tjin
反切
声母
声調
平声
小韻
平水韻
等呼
開口三等韻
韻摂
韻部
眞A

書体↑

  • 楷書
  • 行書
  • 草書

参考文献:::眞↑

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字通漢字源
注解
*1信は信實と熟す、閒違マチガヒなき義、實よりはやや輕し。「國家之存亡禍福、信有天命、非惟人也」の如し。
*2眞はほんまにと譯し、僞之反と註す、うぶのままにて、少しもつくろはざる義、天眞・性眞などと熟す。史、畱侯世家「呂后眞而主矣」
*3誠は詐の反、眞と同用、眞誠と熟するにても知るべし。孟子「子誠齊人也」
*4固はもとよりとも訓む、當然之詞と註す「寡固不以敵衆」の如し。
*5實は虛の反なり、充滿して闕くるなきにいふ、しかとと譯す。左傳「陳嬀歸于京師、實惠后」と通じ用ふ。
*6良はげにもと譯す、善也と註す「良有以也」の如し。
*7諒は彼我の心の相通ずるにいふ、良に略略同じ、に同じ。
*8苟は誠也と註す「苟志於仁、則無惡矣」の如し。
*9洵はくりかへし、くりかへしてもその通りの義。詩、王風「洵美且仁」
*10允はゆるすといふ義、いかにもと譯す、事理のたがはずして、しつくりとかなふを、允當といふ、信也と註す。書經「允執其中
*11匙の匕はさじ、頃・傾の匕は降下する神霊の姿、真(眞)・老の𠤎は化する意。
*12眞は道殣行き倒れの象で、それを祀所に寘(お)くことを寘(し)、その屍体を塡めることを塡(てん)、霊を鎮めることを鎭(ちん)という。
備考
#1僊人なり、形を變へて天に登るなり、𠤎に従ひ、目に従ひ、乚に従ふ、八なるものは、乘載の所なり。(説文解字)
#2𠤎(か)+県(けん)。𠤎の初文で死者。は首の倒形で倒懸の象。顚死(てんし)の人をいう。顚死者は霊威の最も恐るべきもので、んでこれをめて(しず)め、これを廟中に(お)き、その(いか)りを安んじ、玉を以て呪霊を塡塞(てんそく)するをという。眞に従う字は、みなその声義をとる字である。〔荘子、秋水〕に「其の眞に反る」、〔荘子、大宗師〕に「眞人りて、而る後に眞知有り」など、絶対の死を経て真宰の世界に入るとする思弁法があって、真には重要な理念としての意味が与えられるようになった。(字通)
#3「匕(さじ)+鼎(かなえ)」で、匙(さじ)で容器に物をみたすさまを示す。(漢字源)
#4(字通)
#5字源
#6字通

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