漢字↑

9画10画教育漢字5年生常用漢字/ #1

常用音訓
  • 1.シュ
  • 2.シュウ
  • 3.おさ-まる
  • 4.おさ-める
音読み
  • 1.シウ
  • 2.シュ
成り立ち
漢字構成
  • 1.⿰⿱夂彡
  • 2.⿰㣊
発音
  • 1.xiōu
表示
  • 1.U+4FEE
  • 2.修
部首
通仮字
異体字
繁体字
声符「攸」
声符「修」
同訓異義
関連
修の熟語

字源↑

シウ#7/シユ#7

  • 1.をさむ(
  • 2.ととなふ(
  • 3.かざる()「修飾」
  • 4.正す、ととのへをさむ(整治)*10
  • 5.ならふ()學ぶ。*11
  • 6.つつしむ(
  • 7.そなふ、そなはる(
  • 8.ながし(*12
  • 9.たけ、身の高さ。*13
  • 10.前修は古のすぐれたる人。
  • 11.祭に用ふるさかだる(中尊)に通ず。

説文解字↑

(ぬぐ)ふ#9なり、彡に従ひ、攸を聲とす。

音韻↑

広韻目次:下平18尤

IPA
sĭəu
ローマ字
siu/siou
反切
声母
声調
平声
小韻
平水韻
等呼
開口三等韻
韻摂
韻部

書体↑

  • 楷書
  • 篆書
  • 隷書
  • 行書
  • 草書

古代文字↑

  • 古代

修はみそぎして修潔となる意の字(項)。

参考文献:::修↑

  • 天命(てんめい)(こ)れを(せい)と(い)ひ、性に(したが)ふれを(みち)と謂ひ、道を(おさ)むるれを(おし)へと謂ふ(中庸
  • 此の心を以て自ら(おさ)むれば則ち身修まり、此の心を以て人を(おさ)むれば則ち人治まり、家国天下と雖も従はざるといふこと莫し。(論語注:伊藤仁斎「論語古義」
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字通漢字源
注解
*1修はなり、葺理なり、屋宅道路を修理する類、あしき所をなほす義。修身・修道の類にも用ふ。大學「欲其身者、先正其心」中庸「春秋修其祖廟は、脯也と註して、別字なれども、後世は通用す。
*2治は亂の反、いり亂れたる事の、おちつきてをさまるなり。周禮「治絲枲」大學「欲其國者、先齊其家
*3理は玉を治むる義、筋道を正してをさむるなり、理髮・訟理の類。禮記「三十而有室、始理男事
*4收は取り入るるなり、收藏・收斂と連用す。
*5斂はじつとかきあつめて取り込むなり。後漢書「鮑永抗直、朝廷斂手避之」
*6藏は見えぬやうに、くらへかくし入るる義。
*7納はいるるとも訓む、をさむと訓むときは、先方へ入れをさむるなり。
*8御はもと馬を使ふ義、轉じて下をひきまはし、治むるに用ふ、御宇内の如し、と同じ、馭羣臣の類。
*9攸は背を水で滌(あら)うみそぎの形、そのとき用いる束ねた草木の枝が條(条)、清められた印(彡)をつけて修、その心意が悠。
*10大學「先修其身
*11漢書、敍傳「束髮修學」
*12詩、小雅「四牡修廣」
*13戰國、齊策「鄒忌修八尺有餘」
備考
#1に通ず(字源)
#2声符は攸(説文解字)
#3人の背後に水をかけて洗う形+彡清めの記号。修祓(しゅうふつ)を示す字。(字通)
#4細長く水を注いで行水させる様+彡飾り。でこぼこやきれめがなくてすらりと細長く姿が整ったこと。(漢字源)
#5字源
#6字通
#7韻字「尤」
#8韻字「尤」
#9飾は整える意で、払い清める。

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