可の漢字情報 - 漢字構成、成り立ち、読み方、書体など

漢字

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異体字

特殊文字

声符「可」

可の熟語

之（こ）れを視（み）れども見（み）えず、之（こ）れを聴（き）けども聞（き）こえず、物（もの）に體（たい）して遺（のこ）す可（べ）からず（中庸）
詩に曰く、神（しん）の格（いた）る、度（はか）る可（べ）からず、矧（いは）んや射（いと）ふ可（べ）けんやと（中庸）
苟（いやし）くも能（よ）く旧聞（きゅうぶん）を尋繹（じんえき）して復（ま）た新得（しんとく）有らば、則ち之に應（おう）ずること愈（いよいよ）竭（つ）きず、之を施（ほどこ）して其の可（よき）に当たる、而（しか）る後に以て人の師と為る可し。（論語注:伊藤仁斎「論語古義」）

漢字索引

備考: ^#1きく、ゆるす、よろしい。; ^#2～す可（べ）し。認める意。; ^#3ほど、おおよそ、大体それぐらい。; ^#4肎（うべな）ふなり、口の𠀀（か）するに従ひ、𠀀の亦聲、凡そ可の屬は皆な可に従ふ。（説文解字）; ^#5口＋（か）。口は（さい）、祝祷を収める器の形。は木の枝で、のちの柯にあたる。柯枝を以て祝祷の器を殴（う）ち、神に呵してその成就を求める意。神の承認を求めることを可という。（字通）; ^#6屈曲したかぎ型＋口。訶や呵の原字で、のどを屈曲させ声をかすらせること。（漢字源）